激烈交鋒:香港の大規模デモさらに拡大、米中は「民主派デモ」めぐり応酬!!
香港の行政長官選挙をめぐる民主派による大規模デモが拡大する中、1日、米国を訪問している中国の王毅外相が、オバマ大統領やケリー国務長官と会談。両国間で、「民主派デモ」について応酬が繰り広げられたというニュースです☆
以下関係記事の一部抜粋(直訳)です。。。(上記写真(下)は、ワシントンの米国務省での会談前のケリー米国務長官と中国の王毅外相です)
香港の次期行政長官選挙への民主派参加を求めて続く幹線道占拠は、中国の国慶節(建国記念日)で祝日となった1日、これまで抗議行動の中心だった学生に加え市民らも参加してさらに拡大、4カ所の拠点で数万人がデモを続けた。
学生代表は同日記者会見し、2日までに親中派の梁振英行政長官が辞任しなければ、3日に政府各部門の庁舎を一斉に包囲すると警告し、辞任要求圧力を強化した。(from chunichi)
オバマ米大統領は1日、訪米中の中国の王毅(ワンイー)外相に対し、香港の行政長官選挙の民主化を求める抗議デモについて、香港での「普通選挙」を支持する米国の立場を示した。
オバマ氏は、ホワイトハウスで行われた王外相とライス大統領補佐官(国家安全保障担当)の会談に同席し、発言した。ホワイトハウスによると、オバマ氏とライス氏は「米国は香港の情勢を注視している」と指摘し、「香港の安定や繁栄に不可欠な開かれた社会システムを米国は常に支持する」との立場を表明した。大統領が他国の外相レベルの会談に同席するのは異例。(from yomiuri)
これに先立ちケリー米国務長官は王毅外相との会談で、「権力の行使を自制し、デモ参加者らが自分たちの考えを平和的に表現する権利を尊重するよう期待する」と要求した。「可能な限りの高度な自治と法の支配を伴う開かれた社会が、香港の安定と繁栄に必要だ。普通選挙を支持する」とも語った。意に沿わない人物の立候補を事実上認めない中国政府を批判したものだ。(from nikkei)
一方、王毅外相はケリー米国務長官との会談に先立ち「(中国政府は)非常に公式かつ明確に立場を表明している。香港の問題は中国国内の問題だ。すべての国が中国の主権を尊重すべきだ」と発言。外相は、米国を含むすべての国は「治安を乱す不正行為」を容認すべきではないとし、「香港特別行政区特区政府には、法に従って事態に適切に対処する力があると信じている」と述べた。(from reuters)
そういえば、香港を中国に返還した際に普通選挙導入などを約束していた英国は、今回のデモに対して、経済的なことがあってかすごく弱腰ですね。あと、中国は1日から中国人観光客に対して新たな香港団体旅行用の通行証発行をストップしたようです。。。 >>>>博客村 排行傍 >>>>博客 排行傍
★関連ニュース★
・爆発遊行:香港で親中派が異例の大規模デモ、民主派に対抗、19万人が参加
・七一遊行:中国返還から17年を迎えた香港、市民51万人が参加した大規模な反中デモ
・正式開館:天安門事件の常設記念館「六四記念館」が香港にオープンへ!!
・遇襲事件:香港紙「明報」元編集長、ケルビン・ラウ(劉進図)氏が暴漢に襲われ重体
![]() | 中国返還後の香港 -「小さな冷戦」と一国二制度の展開- 倉田 徹 名古屋大学出版会 2009-10-20 売り上げランキング : 43172 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コメント
コメントの投稿